オフロードバイクってモトクロスのようなデザインで無骨な印象が強いですよね・・・。
個人的には好みですが、もう少しおしゃれに乗りたいという方の為に今回はおしゃれなオフロードバイクの紹介と、おしゃれなカスタム方法までご紹介させていただきます。
オフロードバイクの購入を検討されている方、またはおしゃれなオフロードバイクってどんな車種があるんだろう?と感じている方は是非最後までチェックしてみてください。
この記事で分かること
・おしゃれなオフロードバイク一覧
・オフロードバイクの基本と長所、短所
・車種の選び方のポイント
・おしゃれなカスタム例
おしゃれなオフロードバイク4選
ここでの紹介は希少車などは除き、現在でも購入可能な車両(中古も含む)のみ紹介させていただきます。
カワサキ 250TR
現在は絶版車となっているカワサキ250TRになります。
2013年モデルが最終となっており、購入する場合は中古車でのみとなります。
2024年8月時点での中古車相場は40~50万円となっております。
初代250TR(バイソン)をモチーフとした車両で70年代テイストのクラシックな一台となります。
シンプルな見た目と比例して空冷単気筒の19馬力と落ち着いたスペックとなっております。
ただ、いわゆるスクランブラータイプの車体となっており、激しいオフロード走行は厳しいですが、アップマフラーに交換すれば林道程度であれば楽しめる一台です。
逆にいえば、そこまでオフロードに偏ったスペックではないので街乗りでも快適に楽しめるとも言えます。
ホンダ CT125ハンターカブ
言わずと知れたベストセラー、CT125ハンターカブになります。
原付二種の強みを存分に生かした一台となり、高速道路は走れないですが、ロングツーリング、街乗り、林道ツーリングまでこなす万能な車種となります。
2024年8月時点でも新車販売されており、税込440,000円で購入可能です。
先代CT110のデザインを現代風にアレンジしたデザインとなっており、デザインだけではなく、前後ディスク、テレスコサスと機能面もパーフェクトな一台に仕上がっております。
もちろんオフロード性能に関しても問題はなく、とりあえず気軽に林道ツーリングに行ってみたいという方にはオススメできる一台です。
ハンターカブを使用したロングツーリングのレビューについては【オーナー解説】ハンターカブはロングツーリングには向いている!?体験談をもとに徹底解説!をご覧ください。
ロイヤルエンフィールド ヒマラヤ
変わり種ですが、デザインに関してかなりおしゃれに感じたので紹介させていただきます。
ロイヤルエンフィールドらしく、今のアドベンチャーバイクには無いクラシカルな雰囲気です。
装備もシンプルでインジェクション、ABSは装備されていますが、メーターはアナログ3眼式でシンプルかつクラシカルな雰囲気を醸成しております。
また、コンセプトとして“ヒマラヤ山脈を走破”するために設計されているとのことです。
日本人の我々にはあまり縁の無いコンセプトですが、なかなか胸が熱くなりますよね。
(411ccという独特な排気量も、ヒマラヤ山脈での走りを考慮したベストな排気量らしいです。)
2024年8月時点でも生産されており、ベースモデルであれば税込み¥874,500から購入可能です。
オンもオフでも活躍でき、アドベンチャーバイクなので長距離ツーリングでも活躍できる一台だと感じます!!
さらにヒマラヤを知りたい人は公式サイトから詳細をご覧いただけます。
ホンダ CL250
パット見、オフロード走れるの!?と感じるかもしれませんがCL250は意外と走れます!
往年のCLシリーズをモチーフとしたスクランブラースタイルの一台になります。
ベースはレブルということで、オフロードと真逆の特性を持つ車体ですが、ホンダ自身も多少のダート走行は配慮して設計されているとのことです。
ホンダの公式サイトを確認すると確かに、足回り、ブレーキユニットはダート走行を意識されているようです。
実際のオフロード走行でのレビューを確認してもフラットダートなら問題なく走れるそうです!
2024年8月時点でも購入でき、税込み¥621,500で購入可能です。
オンロードも快適に走行でき、軽い林道でも問題なく走破でき、デザインもおしゃれな万能バイクと呼べそうです。
ダート走行での詳細レビューを確認したい方はこちらからご確認いただけます。
オフロードバイクとは
以上、おしゃれなオフロードバイクを4車種ご紹介させていただきました。
改めて、オフロードバイクとはどんなバイクか解説いたします。
オフロードバイクとは、山道や岩場、林道、砂利道など舗装されていない道路、いわゆるオフロードを走行するために作られたバイクです。
低速時でもトルクが太いお蔭で安定した乗り心地となっており、初心者でも扱いやすい車種と言えます。
長所
・車体が軽量
・燃費が良いバイクが多い
・トルクがある為、街中でも快適
・シンプルな設計で頑丈な車種が多い
・ホイールサイズが大きく、狭い街中でも旋回性が高い
オフロード走行を想定した設計だからこそ、タフに使うことができ、街中でも機敏に走ることができます。
短所
・高速道路は最高速が低くキツイ
・シート高が高い車種が多く、低身長には乗りづらい
・長距離運転はオンロードバイクと比較し、疲れやすい
・デザインの好き嫌いが分かれる。
良い点の裏返しですが、オフロード走行を想定した設計の為、長距離、最高速などの面はオンロードバイクに劣る点が多いです。
選び方のポイント
おしゃれな車種、オフロードバイクの概要について確認したタイミングで、車種の選び方について触れておきます。
使用目的を決めて排気量を選ぶ
当たり前ですが、近所を走る程度であれば400CC以上の大型バイクは持て余してしまいます。
その為、排気量ごとのオススメ用途を紹介させていただきます。
50~125cc
原付、原付二種クラスのモデルです。
代表としてはCT125、KLX125が該当します。
良い点
・コンパクトな車体。
・維持費が安い(保険、税金、駐車場)
・車検が無い。
悪い点
・高速道路が使えない。
・50ccの場合、二段階右折、30km制限がある。
・長距離だとパワー不足を感じるタイミングが多々ある。
まとめると、セカンドバイク、近場用バイクとしてピッタリなクラスです。
125~250cc
オフロードバイクの中ではフルサイズのモデルとなるクラスです。
代表としてはCRF250、KLX250が該当します。
良い点
・パワーにゆとりがあり、ロングツーリングも対応できる。
・高速道路が使える。
・車検が無い。
・大型ほど重量感もなく、軽い車体。
悪い点
・原付クラスと比べると、保険料の面で高い。
・高速道路も使えるが、快適と呼べるほどパワーはない。
まとめると、街乗りもロングツーリングもこなせる万能バイクと呼べます。
400cc~
大型二輪も入ってくるクラスになります。
代表としてはヒマラヤ、アフリカツインなどが該当します。
良い点
・大きい排気量に伴い、ロングツーリングが快適。
・車体が大きいので積載量も見込める。
・パワー、車体ともに大きいので高速道路での安定感がある。
悪い点
・2年ごとに車検があり、維持費が高い。
・街乗りなどの近所を走る程度だと車体が重く大変。
まとめるとロングツーリングに向いているバイクと呼べます。
好みのデザインを決める
オフロードバイクには様々なデザインがございます。冒頭でご紹介させていただいたおしゃれな車種から、KLX、CRFのようなレーシーなモデルまでございます。
おしゃれなバイクだと中古でしか販売していないケースも多々ございます。
その為、故障した際に部品が無い、販売店側で修理をしてくれないなどのリスクも発生します。
そのようなリスクを取れない場合は新車で販売されているモデルをオススメします。
機能面も確認する
オフロードバイクといっても様々な機能を備えており、始動方法、スピードメーター、ABSの有無など沢山の違いがございます。
キックスタートのみの車体の場合、バッテリーが切れた時でも始動可能かつ、セルモーターのユニットが無い為軽量ですが、セルスタートと比較すると毎回キックするので大変な一面もあります。
また、スピードメーターもデジタルからアナログ式のものまでございますが、アナログ式の方がダイレクトに回転数・スピード表示がされる為、直観的に見やすいという一面もございます。
一概にどの機能がついている方が良いとは断言できない為、自分に合った機能を確認した方がよいでしょう。
おしゃれなカスタム2選
では最後におしゃれなカスタムについて紹介させていただきます。
SR500 VMX仕様
こちらのカスタム例ですがBRAT STYLEさんというカスタムショップでカスタムされた一台になります。
SRといえば昔ながらのオンロードバイクというデザインですが、カスタム次第ではこのようにビンテージモトクロッサーのようなデザインになります。
いざ自分でカスタムするとフルカスタムレベルになりますが、一つカスタムの参考にお願いします。
かっこいいカスタムについてはかっこいいオフロードバイクのカスタムを解説!カスタムモデルとオススメパーツもご紹介!をご覧ください。
FTR223 スクランブラー仕様
こちらのカスタム例ですがバイクショップしばたさんというカスタムショップでカスタムされた一台になります。
元々トラッカー風のFTRですが、タンクの変更、スカチューによってビンテージスクランブラー風のデザインに変更されております。
青い旧車のタンクが渋さのアクセントになっていますね。
まとめ
いかがだったでしょうか?
現在新車で購入できるバイクではいわゆるスクランブラー風のバイクは少ない印象を受けますが、中古のSR、FTRなどをカスタムすることによってスクランブラー風のデザインに近づけることもできます。
また、新車で購入できる車種でもハンターカブ、CL250とおしゃれなデザインの車種もまだまだございます。
この記事が皆さんの素敵なバイクライフのお役に立てますと幸いです。
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